Photodiary 78-8 

写真日記78-8 カンボジア風景(シェムリアップ) 2002/9/16-18


↓付近の村

 最後の日、ガイドに頼んで、名前は忘れたが、「アンコールの外」という名前の村に連れて行ってもらった。駄菓子屋のような店に子どもたちが集まって、白黒テレビを観ていた。おとなも子どもも裸足で、幼い子たちは素っ裸だ。めったに観光客は訪れないらしく、村人たちは物珍しそうに私たちの車を見ていた。小さい子は「ハロー、ハロー」と叫んでいた。こちらはただの観光客で、写真家でもジャーナリストでもないから、カメラを向ける勇気はなかった。

↓カンボジアの典型的な高床式住居。屋根はたいてい砂糖椰子の葉で葺き、1年に1度葺き替える。トタンだと何年ももつが、ものすごく暑いのだそうだ。床下に牛を飼っていたりする。もちろん、バスルームもトイレもない。トイレは近くの藪の中を使うそうな。

↓遺跡見学の途中で出会った馬車の列。何を積み、いずこより来たりて、いずこへ向かいしかは不明。 ↓バコン寺院の前にあった学校。教室が二つある。扉はない。
↓シェムリアップ市街の中心にあるオールド・マーケット。

シェムリアップとは、「シェム(シャム=タイ)を追い出した」という意味である。戦勝の地なのである。

↓私は市場に行って、日本で見たことのない食材をみるのが大好きである。 ↓カンボジアでもっとも安い食材は淡水魚だそうである。
↓有名なサトウキビのジュースを飲んでみたいと思い、たまたま店を見つけたので、1杯頼むと、女の子がさっと紐を引いてエンジンをかけ、機械でサトウキビをつぶし、その汁を、氷をいっぱい入れたグラスに注ぎ、ライムを搾ってくれる。夢のようにおいしかった。値段は5円くらい。もう1杯飲めばよかったと、いまだに後悔している。 ↓デザートを売る店。どんな味がするのか、一つ一つ試してみたかったが、思いとどまった。女の子の左手のところにあるのは、寒天のようなものの上にザクロの実をのせたもの。
↓市場の中で、おやつをつまみ、お茶を飲みながら、井戸端会議を開いているおばさんたち。「写真を撮ってもいいか」ときいたら、笑いながら「1ドル」と言っていた。右の赤い服と、左のピンクの服の女性は若くて(しかもなかなか美人で)、きれいに化粧をしていた。たぶん水商売の女性だろう(シェムリアップは国際観光都市である)。 ↓市場の食堂で昼を食べる。ガラスケースの中にいろいろな料理が並んでいて、「これとこれ」と頼む。魚、牛、豚、鶏、野菜など6品とライスをたのみ(魚のスープがすばらしくおいしかった)、ビールを飲んで、ふたりで3ドルだったが、これはおそらく外国人値段で、カンボジア人たちはその10分の1くらいの値段で食べているらしい。

 

 なんといっても、市場はたのしい。

 

↓民族舞踊ショー

 ホテルのすぐ前に劇場があり、そこでディナー・ショーが開かれる。半分は宮廷舞踊、半分は農民の踊り。後者は、日本のどじょうすくいによく似ている。

↓アンコール・ヴィレッジ・ホテル

 このホテルには壁がなく、風が吹き抜ける。真ん中に池があり、というよりホテル全体が池の上に建っている。経営陣はフランス人らしい。すばらしく趣味のいいホテルである。

↓ホーチミンで買った中国服。 ↓夕食のセットメニュー。涙が出るくらいおいしかった。左がライス、その奥が野菜の天ぷら、中央のオレンジ色のがチキン・カレー、右は豚と餅のようなものをあえたもの。
↓各部屋はガラス張り。池に面している。 ↓こんな洗面台、見たことない。外に置かれている植木鉢と同じデザインであった。
↓バスタブのそばにも、レストランのテーブルにも、水を張った器に、不思議な花が置かれていた。造花にちがいないと思ったが、カンボジアで造花を使うはずもない。触ってみると、たしかに生花である。でも、こんなヘンな花があるはずがない。そのわけは・・・ ↓不鮮明な写真で申し訳ないが、外側の花びらを丁寧に畳んであるのだった。
 なんと手のかかることを・・・
最後の最後に、大きな買い物をした。といっても本物の骨董品ではなく、ミュージアム・ショップで売っているようなレプリカだから何十万円もするものではないが、重い。しかし日本まで送ると莫大な送料がかかるので、必死にかかえてきた。