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5月11日(日)
昨日は雨の中、例によって小坪漁港に魚の買い出しにいく。生きのいいカツオがあったので、半身を買って、おろしてもらい、家に帰って、ガスで焼いて氷水に浸け、自家製の叩きをつくる。うう、美味。
きょうはプレゼントをもって実家の母を訪ねる。
サイクロンの被害を受けたビルマに外国メディアが入れるようになり(当初はいっさい入国が許可されなかった)、テレビで映像が流れるようになった。その被害の大きさは、日本の台風とは比べものにならない。「家が無くなった」「避難先の学校からも追い出された」という証言にはまだ驚かないが、何人もの母親が、インタビューに答えて、「4人の子どもが全員行方不明だ」「4人の子どもを5日間捜し続けているが、見つからない」と言っているのを聞いて絶句する。
それでも政府は国民投票を強行した。この国民投票はひどいものである。新たに制定された憲法を認めるか認めないかの国民投票なのであるが、その憲法案が発表されたのはなんと1ヶ月前である。しかも、それは国民に配られたのではなく、金を出して買わねばならない。極貧生活に耐えている人びとに、買えるはずもない。賛成演説はいくらしてもかまわないが、公の場で反対の意思を表明すると即座に逮捕される。投票用紙には、場所によってはあらかじめ賛成の印がついているという噂もある。
この憲法案によると、配偶者が外国籍の場合は大統領になれない。アウンサンスーチーを大統領にさせないための条項である。
このインチキ国民投票がおこなわれることが公表されたとき、日本政府は「民主化への第一歩として評価する」という意味のとんちんかんな声明を出している。
2年遅れで韓国映画『王の男』を観る。公開時、韓国では観客動員数の新記録を達成したそうだが、B級映画である。が、ナムサダンの話なので興味深かった。ナムサダン(男寺党)は大衆芸能の放浪集団で、往々にしてゲイ集団でもあった。私は記録映像でしか観たことがない。日本の植民地時代に弾圧され、ほとんど絶滅したが、その後かなり復興したようである。ヨサダン(女寺党)というのもあったらしいが、これは観たことがない。
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