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H・アール・カオス「人工楽園」
(2月8日 世田谷パブリック・シアター)

 H・アール・カオスを2,3年続けてみた人は「ワンパターンで飽きてきた」と言うかもしれない。だがもう少し続けてみれば、進化し続けているカンパニーだということがわかるはずだ。
 大島早紀子の演出振付も、白河直子のダンスも、驚くほど進化している。
 最後のほうで白河が全裸になるという演出は前にもあったが、今回は幕開きからいきなり彼女が全裸で出てくる。その踊りがあまりに素晴らしく、全裸で踊る意味もよくわかる。いや、ワイヤーを使っているのではないかと錯覚するくらい、絶妙なバランスを保ちながら踊る。やはり天才だと思った。
 大島のワイヤーの使い方も進化している。
 ただ、後半が少しだれた。あと10分短くてもいいのではと感じた。

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