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ちょっとまとめて・・・

 4月から、バレエを見に行く時間がないという悲惨な状況に陥ってしまった。最近は、ほんの数えるほどしか見ていない。
 東京バレエ団の『眠れる森の美女』は、マラーホフの「秘蔵っ子」が来るというのが売りだった。眉に唾をつけながら出かけていったが、素晴らしいバレリーナであった。私は、オーロラが舞台に登場してソロを踊る、あの部分がいちばん好きなのであるが、あのソロだけでもうセミオノワのファンになってしまった。信じられないようなスタイルと、並みではない運動神経、バランス感覚。あのスタイルばかりは、日本人では逆立ちしても太刀打ちできない。マラーホフの踊りも、例によって素晴らしかった。着地音の小ささにはいつも感動する。
 それにくらべて、同じく東京バレエ団の『白鳥の湖』はひどかった。というか、私はルテステュが嫌いである。図体がでかいだけで、繊細さがひとかけらもない。マルティネスはいい。
 K-BALLETの『白鳥の湖』では、デュランテがあまりにひどいので、悲しくなった。ここ数年見るたびにがっかりしたが(ニューヨークでみた『カルメン』はすごくよかったが)、ますますひどくなった。
 客席にアンソニー・ダウエルが来ていた。そういえば、熊川はロイヤル時代、一度もジークフリートを踊らせてもらえなかったのだ。そのせいか、熊川の踊りには気合いが入っていた。熊川はどんな気持ちでダウエルを招待したのか、ダウエルはどんな気持ちで熊川の舞台をみていたのか。

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