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樋笠バレエ団「ジゼル」
(7月24日 香川県民ホール)

 四国まで見に行った理由は「日記」を参照されたい。
 まず送られてきたチラシをみて、首を傾げた。ジゼルを踊る美少女オズゲ・バシャランは、アンタリア国立バレエ団のダンサーだという。アンタリアは、トルコの田舎町だ。トルコのバレエ団なんて、見たことない。
 高松に行ってみて初めて知ったのだが、樋笠バレエ団の樋笠淳子がこのバレエ団のバレエ・ミストレスをつとめているのだ。それでトルコのダンサーたちを連れてきたのである。
 それにしても、なんと、初々しい、可愛らしいジゼルだこと(「写真日記」参照)。体の線もきれいだし、技術もしっかりしている。もっと磨けば、世界のトップクラスになるのも夢ではあるまい。まだ22歳。「ジゼル」を踊るのは初めてだそうだ。第一幕の演技があまりにナチュラルなので、涙がでた(それに引き換え、ベルタのひどかったこと)。
 残念ながら、第二幕はまだまだである。体がものすごく柔らかいようだ。柔らかすぎてもいけないのである。コホウトコヴァのところでも書いたが、やはり第二幕は難しいのだなと痛感する。
 アルブレヒトのガリムーリンは、とてもいいのだが、いかにも「お仕事で来ました」という感じ。
 ペザントはトルコのダンサーのペアだったが、かなり低レベルだった。どうも、あまりレベルの高いバレエ団ではなさそうだ。
 でも、結論からいうと、高松まで行った甲斐があった。それほどに可憐なジゼルであった。

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