「七つの大罪/怖がらないで」(5/11 さいたま芸術劇場)
「炎のマズルカ」(5/18 新宿文化センター)
「緑の大地」(5/25 新宿文化センター)
ピナ・バウシュは最初に来日したとき(なんと半蔵門の国立劇場だった)から観ている。すごく好きだが、尼ヶ崎さん、貫さんみたいな、同じ演目を何度も観る熱狂的ファンにはあまり共感できない。ピナだけが「特別」だとは思えないのである。
今回、新聞で取り上げることになっていたのだが、3つの演目のうち、どれを取り上げるべきか、判断がつかなかったので、「全部観てから決める」ということにしてもらった。結局、「緑の大地」を取り上げた。
ピナの舞台は、一種のユートピアである。「理想郷」という意味ではなく、「どこでもない場所」という意味で。それが観る者のかなり深いところを刺激するため、一度観ると、容易に忘れがたい。最近の作品は、一時よりもダンスがまた増えてきたような気がするが、どうだろう。