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シュトゥットガルト・バレエ団/じゃじゃ馬馴らし
(2月11日、東京文化会館)

 この日はペトルーチオがグエラ、カタリーナがランドヴェ。
 このストーリーはご存じの通り、グリム童話の「つぐみの髭の王様」と同じく、いまやポリティカリー・インコレクトで、見ていてもちょっとはらはらする。そのうちに上演されなくなるかもしれない。
 それにしても名作中の名作である。よく笑わせてくれる。テンポがいいからである。そのいっぽうで、しっとりとしたパ・ド・ドゥがたっぷり見られる。
 ハイデのイメージが強いが、ランドヴェはスタイル的にハイデの後継者というイメージである。ハイデのファンは「ハイデに比べたら全然ダメ」といっていたが、私はかならずしもそうは思わない。
 余談ながら、ビデオの『椿姫』のハイデは年取りすぎていて、よくない。
 ハイデといえば、20年ほど前の世界バレエ・フェスティバルで、ジョルジュ・ドンとふたりで踊ったベジャールの『ロミオとジュリエット』が絶品であった。あんなに官能的なロミ・ジュリは後にも先にも見たことがない。
 なお、なぜかNBSは「マリシア・ハイデ」と表記するが、正しくは「マルシア」である。マリシアなどという名前はない。

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