ダンスと映画
|
ホワイトナイツ White Nights |
||
グレゴリー・ハインズ(レイモンド) たぶん世界的知名度はバリシニコフよりも上だろう。タップダンス界のスーパースターであるだけでなく、俳優であり、歌手であり、監督でもある。『グレゴリー_ハインズ・ショー』というテレビ番組もある。映画の中で、酔っぱらって自分の身の上話をするのだが、それは彼自身の経歴でもある。1946年にニューヨークのハーレムで生まれ、なんと3歳で兄モーリスとタップ・チームを組み、「ザ・ハインズ・キッズ」の名で芸能活動を開始した。78年、32歳でブロードウェイ・ミュージカルにデビュー。映画は81年『ウルフェン』の検死官役でデビュー(個人的ながら、この映画はじつにヘンな映画だったが、ハインズはつよく印象に残っている。当時は、有名なタップダンサーだとは知らなかったが)。フランシス・コッポラの『コットン・クラブ』(1984)では兄モートンとのタップ・コンビが見られる。1920年代に活躍したジャズ・ピアニスト、ジャリー・ロール・モートンの生涯を描いたブロードウェイのミュージカル『ジェリーズ・ラスト・ジャム』では、オリジナル・キャストで主役を演じた。彼は、私にとってはうれしいことに、マック・ユーザーとしても知られる。 イザベラ・ロッセリーニ(レイモンドの妻ダーリヤ) レイモンドは、ロシア人の若い知的な通訳と結婚した。なるほどお尻の大きな、ジャガイモのような女だなあと思ってみていた。髪型も田舎くさい。イザベラ・ロッセリーニであることに気付いたのは、しばらくしてからである。『ブルー・ベルベット』のときも、しばらくして「え、これがイザベラ?」と驚いた記憶がある。『ザ・スター』で母バーグマンと共演して映画デビューしてからけっこうな数の作品に出ているが、母親のような世界的スターにはなれなかった。代表作は『不滅の恋 ベートーベン』だろうか。最初、マーチン・スコセッシと結婚して離婚して、次に誰かと結婚して離婚して、その次に『不滅の恋 ベートーベン』で共演したゲイリー・オールドマンと結婚した。離婚したかどうかは知らない。 |